ライティング試験対策の
重要事項
重要事項
課題で問われていることを把握していない、課題そのものの英語が読めていない、課題の内容について論議できる知識がない、など様々な理由で、問われていることに答えられていないケースが非常に多いのです。その試験のレベルでの、一般常識が要求されますが、その常識を持たない受験者もいます。
英語のライティングでは、序論、本論、結論の3段構成が通常ですが、100語以下の短いものにまで、序論と結論をつけたり、何も前提がないのに、突然、First, Second が登場したり、序論と結論がまったく同じだったり、本論の段落の間のつながりが不自然だったりするのは問題です。
文法や表記のエラーも、多すぎるともちろん結果に響きます。また、慣用句や、副詞を使った語数増やしも非効果的です。
よりレベルが高くなると、本論の論点の間にも関連性をもたせた、一貫性がより重要視されます。
試験対策として、公式の試験教材を買ったり、試験対策コースに入ると、なんの準備もなしに過去に出題された試験問題やその類似問題を解くことで、準備とすることが多いのですが、これは試験に出題される内容を知識として持った上での最終段階の力試しとすべきです。
しかし、多くの受験者は、予備知識も持たず学習もしないまま、模擬試験を幾つもこなして対策としていらっしゃり、ライティングやスピーキングの内容で、的確な語彙が使えなかったり、文法や表記に誤りがあったり、論理的な議論が展開できていなかったりというケースが大変多く見られます。
模擬試験を受けるというパフォーマンスだけで力をつけようとするのは、学習法としては誤りです。どんなスポーツ選手でも、練習に練習を重ねずして大会には臨みません。また、大会で練習するスポーツ選手はいません。多くの受験者は、模擬試験という疑似大会においてのパフォーマンスだけで本番の大会で好成績をあげよう、つまり、試験に受かろう、高得点を得ようとしているのです。
以上の、どれが欠けても、得点、合格、高得点の獲得は、かなり難しくなります。
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