Image cited from https://en.wikipedia.org/wiki/Cicero
"Sed tamen nihil inimicius quam sibi ipse." - Marcus Tullius Cicero. "However, he is his own greatest enemy." 人はその人自身の最強の敵である。- マルクス・トゥルリウス・キケロ キケロの言葉はシーザーについて書いたものですが、以来、この言葉は無数の人が色々なバージョンで語っており、落ち着いたところは、 ”You are your own worst enemy." 「人は自分自身の最悪の敵である」といったところでしょうか。 人間は生来、自分に与える批判ほど厳しくするものであることは、古代ローマの時代のころから変わっていないようです。 2016年6月7日付のハーバードビジネスレビューにも、自己管理に関する記事
「自信が揺らいだ時に、取り繕う方法」で、Rebecca Knight は、
"In fact, imposter syndrome — the creeping fear that others will discover you aren’t as smart, capable, or creative as they think you are — is a lot more common than you might guess. " 「実際、詐欺師症候群、すなわち自分が他人が思うほど賢くも、実力があるわけでも、創造力豊かでもないことを他人に知られてしまうのではないかとの忍び寄る恐怖、は、我々が思う以上によく起こることです。」 と言っています。
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自分の証明済みの力量を超える挑戦に直面したとき、自分が自分に与える恐怖と、出会う困難をほとんどの人は、すました顔で、"Fake it 'til you make it." するのですが、それを、どうすれば上手にできるのか、について書かれています。 まず困難に挑戦する時は、「自分に暗示をかけて自己不信の状態から抜け出す」ことがカギであるそうです。そして "Fake it 'til you make it." の解釈は、できるようになるまで、できるふりをする、持っていない力を持っているふりをする、ということではなく、「自信がない時に、自信があるように振る舞う」ということである、と続きます。「信用のおける人間として行動し、実力を他者に示し、自分の考えを真正な方法で伝える」方法が列挙されています。 1. 挑戦は、好機と捉えるべし。挑戦を脅威としてではなく、新たな、異なったことをする好機として考える。 2. 大きな挑戦も、小刻みに征服していくべし。また、ゴールというのは動的なもので、的(まと)は、常に設定、再設定を繰り返すべきものである。 3. うまくできている人がやっていることを見習い自分の状況に合わせて実行すべし。見習う例は数が多ければ多いほどよい。 4. 自信がないときは、自分が誇らしい気分になれるボディランゲージを大胆に使う。歩き方、姿勢から始まって、自信のある行為をすることによって、他者は自信のある人だと「受け取る」。 5. 危険信号に気をつける。あまりの重荷を準備もなく背負わなければならなくなってパニックに陥りそうな場合は、そのまま突き進むのではなく、身を引き、その状態を伝える必要がある。 記事の以降は省略しますが、リンクを付けてありますので興味があれば是非読んでみてください。 この記事に書かれていることは、英語の学習にもピッタリと当てはまる自己管理方法ですので、この考え方を自分の学習法にも取り入れて、前進していかれることをお祈りします。自分の最強(最悪)の敵である自分が与える自己不信、自信の無さは、皆が抱える問題です。それを少しずつ克服しながら英語を身につけていって下さい。 無料の学習教材がありますので、少しずつ力をつけるため、以下のリンクから是非お試しください。
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