超々多忙なプロフェッショナルのための英語 6
このプログラムは、平日1日10分、週末は1日1時間しか学習時間が取れないほど、超々多忙なプロフェッショナルのために設けました。また、プロフェッショナルということで、専門職にある方々が対象ですので、題材は時事とし、分量は音声なら1分、テキストなら 120~180語程度とします。一つの題材を用い、360°どの角度からでも英語をインプットでき、またアウトプットもできるようになることが目標です。
今回は、「超多忙なプロフェッショナル」シリーズ第6回目、最終回です。月曜日に1回目を始め、2回目、3回目…と一日10分ずつトレーニングをしてきたとしたら、今回が土曜日に当たります。1週間の総括として、1時間を予定してセッションを組みました。ワンセッション1時間で終えるのもいいでしょう。また、セクションごとに時間を区切って練習するのも一つの方法です。
1. 音声 1には、時事ニュースが通常のスピードで録音されています。これをまず聞いて下さい。1回目は、聞くだけに集中します。2回目は、内容を理解しようとして聞きます。3回目は、聞き漏らし、または聴き逃した部分を確認するために聞きます。5分配分。
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2. さて、通常のスピードを3回聞きましたので、少しスピードを落とした、音声 2を使い、テキストなしのシャドーイングを3回してみましょう。シャドーイングというのは聞こえた音声の通りに真似て口頭で繰り返す事を言います。自分のスピーキングが遅れてきた時は、その時聞こえる音声についていきましょう。7分配分。
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3. 最後は、さらにスピードを抑えた、音声 3を使って、音声 2ではついていけなかった部分を矯正するために、3回ゆっくりとシャドーイングをします。10分配分。 そして、この音声の転写をしてください。転写とは、聞こえてきた音声を文字に起こすこと、トランスクリプションのことで、例えば学校などで先生の言ったことをディクテーションしたことがあるでしょうが、それと同じです。ここまででおそらく30分は経過しているでしょうから、残りの30分で試してみましょう。転写できたら、答え合わせができます。
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転写の解答はこちらです。 平日は1日10分という短い時間ですが、そのトレーニングを10分ずつ5日毎日繰り返せば、かなりの訓練になり必ず成果がでます。そして週末1時間ある時間を使い、新たな教材で1週間の総括・力試しです。週末の土曜日曜のどちらかは英語を忘れて、英語やすみをとりましょう。平日のたった10分とあなどらず、また、10分以上使うことも避けましょう。そして、毎日積み重ねるという偉業を決してバカにしてはいけません。 超多忙なプロフェッショナルなら、知性の高い「社会・企業で必要とされている」優秀な方々ですから、英語力も相応に伸びていくでしょう。よく頑張りましたね。お疲れ様でした。 このプログラムなら、実行可能だ、やってみようと思われる方は、以下のボタンからどうぞ。 コメントの受け付けは終了しました。
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著者雅 (みやび) タウンゼント: アメリカ合衆国ジョージア州在住日英完全バイリンガル 。比較言語学、外国語としての英語教育法博士。 Adamorbis
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